Tポイントや楽天スーパーポイント、dポイントなど、国内のポイント発行額は約2兆円ともいわれ、私たちの生活に定着しました。
そんな中、ポイントを投資するという、ポイント投資に注目が集まっています。コンビニやスーパー、家電量販店など、普段のお買い物で貯まったポイントで簡単に始められるポイント投資。
はじめるときに現金を必要としないので、実際に現金を投入するよりもリスクは高くありません。そのため、投資を始めようか迷っている人に人気があります。

ポイント投資の種類

ポイント投資には大きく分けて2種類あります。それは、ポイント投資型とポイント運用型です。

ポイント投資型

手持ちのポイントを現金化して、株や投資信託など実際に売買していく方法です。

ポイント運用型

手持ちのポイントは現金化せず、ポイントのまま運用する方法です。証券会社を仲介する必要がないため、面倒な手続きがいりません。

一括りにポイント投資といっても各社各様。購入できる金融商品や銘柄数が異なります。
また、サービスの利用にあたって利用料がかかるもの、銘柄の購入で利用がかかるもの、ポイントの換金レートなど、利用にあたってサービスの詳細を確認するようにしましょう。

ポイント投資のメリット

1ポイントから投資が始められる

ポイント投資は1ポイントから始められるため、投資の練習場所としても活用できます。副業として投資を新たに始めたいと思ったらポイント投資から始めてみることをおすすめします。

ダメージが少ない

大事な資産を使った投資だと、ストレスがかかります。一方、ポイント投資なら、投資に対する漠然とした恐怖心を和らげてくれるのは確かです。
仮に株式投資で100万円投資して50％の損をすると50万円の損失になりますが、100円の投資で50％の損をしても50円の損失です。
そういった面でもポイント投資は初心者向けの投資といえます。

ポイント投資のデメリット

証券口座の開設や確定申告が必要

ポイント投資を始める場合、証券口座を開設する必要があります。
本人確認書類やマイナンバーなど必要書類や印鑑を用意しなくてはなりません。さらに、特定口座に対応していない投資対象を通じて利益が出た場合、確定申告も必要です。

コストが高くなる可能性がある

ポイント投資は、小額から取引可能ですが、少額でのトレードが多いと利益に対する手数料の割合が高くなってしまいます。

短期間での利益確保が難しい

投資金額が少ないため、短期間での利益確保は難しくなります。