株式投資


株式投資について

そもそも株式とは

企業が事業資金を集める方法として株式があります。
株式とは、株式会社によって発行される証券で、会社に投資する代わりに会社の所有権をもらえる権利です。
株式投資は成長しそうな企業や応援したい企業のためにお金を出して、そのお金で会社を運営することで、より利益を生み出してもらう行為になります。
利益を生み出せば、株式を所有する株主に還元されます。

株価が上下する要因

買いたい人が売りたい人より多ければ株価は上昇します。反対に売りたい人より買いたい人が多ければ下落する仕組みになっています。
このような関係を需給関係といい、株価の上昇は投資家からの期待を表すものです。
株価の変動に影響する要因は様々で経済的要因、社会的要因、株式市場の要因、個別要因に大別されます。

株式投資で得られる利益

配当金

配当金とは、企業の利益のうち数パーセントを投資家に分配することです。
企業が1,000万円の利益を出した場合、半分を分配金とした場合、500万円が投資家に分配されます。
所有権の割合で分配されるので、10%持っていた場合、50万円を配当金で得られる仕組みです。
または、1株当たりに配当される方法もあるため、10,000株持っていた場合は500円受け取れます。

売買差益

株式を安く買って高く売ることで、利益を得ます。
業績を伸ばす見込みの高い企業や、株価が変動しやすい企業が好まれる傾向にあり、株式を所有している期間が比較的短くなります。

株主優待

配当金とは別に企業が株主に商品やサービスを保有している株式に応じて提供することです。
株主優待は商品の詰め合わせや施設利用の割引券など多岐にわたります。
株式の目的から見ると、配当金や売買差益が目的で株主優待はおまけのようなものです。

株式投資のリスク

株式投資は3,700を超える銘柄があるため、その中から投資先を選ぶのは大変です。
見込み通りに成長すれば株価が上昇しますが、見込みが外れれば元本割れの恐れもあります。
株式投資は多くのリターンを見込めますが、その分リスクも高くなります。