資産運用の方法にはいくつか種類があり、特徴も異なります。
預貯金
銀行や郵便局にお金を預けることです。わずかですが金利がつくため、預貯金も資産運用の一つとしてカウントされます。
預け先が倒産しない限り1,000万円までは元本が確保されるので、比較的安全性が高い運用方法です。
保険
保険には保険料を保険会社が運用して増やしてくれる貯蓄型の保険があります。
貯蓄型保険の種類は個人年金保険、学資保険、終身保険が資産運用としての機能を持っています。
貯蓄型保険は自分で資産運用しなくても、預貯金より資産が増える可能性があり、所得控除により税制面の優遇があるのもメリットです。
外貨建て保険が人気で、円建てよりも金利が高く、円安になると受取額が増えるので注目が高まっています。
しかし途中で解約すると元本割れの可能性があるので注意しなくてはなりません。
債券
国や地方公共団体、企業が投資家から資金を借りるために発行する有価証券です。
支払われる利息が決められているため、満期日までの収益額がはっきりしています。また、債務不履行にならない限り、利息や満期金も約束通り支払われます。
国債
国が発行する債券のことで、半年に一度金利を受けられて満期になると元本が返ってきます。
国債は国が保証しているため、比較的安全な方法ですがリターンは他の資産運用に比べて多くありません。
株式投資
企業が資金調達のために発行するものを株式といいます。株式を取得することで株主となり、配当金や商品やサービスを受けられたりします。
利益を得るには知識が必要なので勉強に時間がかかる方法です。
不動産投資
マンションやアパートを使って、賃料収入や売却益を得る方法です。ローンを活用すれば自己資金が少なくても始められます。
物件の管理や入居者の対応が必要になる場合もあるので、初めての資産運用だと難易度高めな方法です。
投資信託
株式を自分ではなく、投資のプロに委託して投資する方法です。投資先は国内外の株式や債券、不動産から選べます。
口座開設手数料や信託報酬といったコストがかかるのがデメリットです。